サラサラ血液の大敵!それは動脈硬化です!
Q:動脈硬化って仕方ないのかな?
A:サラサラ血液の大敵!それは動脈硬化です!
血管を狭くし、血液の流れを悪くしてしまう動脈硬化。
こわいのは、気づかないうちに進行し、ある日突然、血管が詰まって血液がストップし、命にかかわる病気をひき起こすことです。
こわいのは、気づかないうちに進行し、ある日突然、血管が詰まって血液がストップし、命にかかわる病気をひき起こすことです。
動脈硬化を起こした血管に血栓が詰まると……
全身に酸素や栄養分を運ぶ血液。そのパイプとなっているのが動脈です。
この動脈にトラブルを起こす動脈硬化のうち、生命に危険をもたらすのは粥状硬化、細動脈硬化、細動脈壊死の3つです。
心臓や脳の疾患をひき起こすのが粥状硬化で、その原因は主にコレステロールが過剰になることにあります。
悪玉コレステロールが動脈の壁に蓄積して血管が狭くなり、血液の流れが悪くなる。この状態が粥状硬化です。
これが心臓の動脈に起き、血栓が詰まると心筋梗塞に、脳で起きると脳梗塞になり、命に関わる事態を招いてしまいます。
心臓や脳のほか、下肢の動脈(末梢動脈)で粥状硬化が起こると間欠性跂行(少し歩くと股やふくらはぎが痛くなり、休みながらでないと歩くことが困難になる症状)になります。
粥状硬化はコレステロールだけでなく、中性脂肪やブドウ糖が過剰になることでも起こります。
一方、高血圧によって起こるのが細動脈硬化や細動脈壊死です。腎臓の細動脈で起きると腎不全になります。
また大動脈瘤は大動脈が弱くなり、壁がふくらんで起こるもので、これも高血圧が大きく関係しています。
この動脈にトラブルを起こす動脈硬化のうち、生命に危険をもたらすのは粥状硬化、細動脈硬化、細動脈壊死の3つです。
心臓や脳の疾患をひき起こすのが粥状硬化で、その原因は主にコレステロールが過剰になることにあります。
悪玉コレステロールが動脈の壁に蓄積して血管が狭くなり、血液の流れが悪くなる。この状態が粥状硬化です。
これが心臓の動脈に起き、血栓が詰まると心筋梗塞に、脳で起きると脳梗塞になり、命に関わる事態を招いてしまいます。
心臓や脳のほか、下肢の動脈(末梢動脈)で粥状硬化が起こると間欠性跂行(少し歩くと股やふくらはぎが痛くなり、休みながらでないと歩くことが困難になる症状)になります。
粥状硬化はコレステロールだけでなく、中性脂肪やブドウ糖が過剰になることでも起こります。
一方、高血圧によって起こるのが細動脈硬化や細動脈壊死です。腎臓の細動脈で起きると腎不全になります。
また大動脈瘤は大動脈が弱くなり、壁がふくらんで起こるもので、これも高血圧が大きく関係しています。
生活習慣や食生活の改善が、全身の動脈硬化の進行をくい止めます!
動脈硬化は年齢とともに進行しますが、その進行をとりわけ加速させるのが、高脂血症(高コレステロール)、高血圧、糖尿病です。これらはサイレントキラーと呼ばれるように、いずれも初期段階では自覚症状がなく、気づかないうちに進行していくのが特徴です。
またこれらが生活習慣病といわれるのは、食生活の偏りや不健康な生活の積み重ねによって起きることが多いからです。
このことは同時に生活習慣を改善することによって治すことができることを意味しています。
肥満やアルコール性肝炎、痛風なども生活習慣病と呼ばれ、いずれも血液を汚し、動脈硬化を進めます。
ある日突然、血管が詰まって倒れることのないよう、バランスのよい食事や体のリズムを壊さない生活を心がけましょう。
心臓を栄養している動脈、冠状動脈が硬化して狭まると血液の流れが悪くなり、心筋に酸素が届かなくなります。(虚血)
胸に強い痛みをともないます。冠状動脈が詰まって虚血が長時間続くと、心筋の細胞は酸素不足となって壊死し、死に至ることもあります。
直径2~5mmくらいの脳の動脈が硬化して詰まり、その先に血液が行かなくなって脳細胞が壊死した状態です。
梗塞を起こした場所によっては、重い障害を残すこともあり、死に至ることもあります。脳梗塞は脳血管疾患のなかで、最も多くみられるものです。
脳の細い動脈(直径0.1~0.3mm)がもろくなって(細動脈壊死)、破れて出血した状態が脳出血です。生命に危険がおよぶほか、高い確率で重い障害が残ります。日常からの高血圧やコレステロールの不足によって血管がもろくなるために起こります。
下肢の動脈が硬化して詰まると、間欠性跛行という症状が出ます。少し歩くと股やふくらはぎが痛くなり、休みながらでないと歩くことが困難になります。安静時から痛みがみられるときは要注意です。進行すると壊死した部分を切断することになります。
大動脈が傷んで内壁に傷がつくと、壁の中に血液が入り込み、壁の一部がふくらんで瘤になります。放置すると破裂し、出血多量で死に至ることもあります。
またこれらが生活習慣病といわれるのは、食生活の偏りや不健康な生活の積み重ねによって起きることが多いからです。
このことは同時に生活習慣を改善することによって治すことができることを意味しています。
肥満やアルコール性肝炎、痛風なども生活習慣病と呼ばれ、いずれも血液を汚し、動脈硬化を進めます。
ある日突然、血管が詰まって倒れることのないよう、バランスのよい食事や体のリズムを壊さない生活を心がけましょう。
心臓を栄養している動脈、冠状動脈が硬化して狭まると血液の流れが悪くなり、心筋に酸素が届かなくなります。(虚血)
胸に強い痛みをともないます。冠状動脈が詰まって虚血が長時間続くと、心筋の細胞は酸素不足となって壊死し、死に至ることもあります。
直径2~5mmくらいの脳の動脈が硬化して詰まり、その先に血液が行かなくなって脳細胞が壊死した状態です。
梗塞を起こした場所によっては、重い障害を残すこともあり、死に至ることもあります。脳梗塞は脳血管疾患のなかで、最も多くみられるものです。
脳の細い動脈(直径0.1~0.3mm)がもろくなって(細動脈壊死)、破れて出血した状態が脳出血です。生命に危険がおよぶほか、高い確率で重い障害が残ります。日常からの高血圧やコレステロールの不足によって血管がもろくなるために起こります。
下肢の動脈が硬化して詰まると、間欠性跛行という症状が出ます。少し歩くと股やふくらはぎが痛くなり、休みながらでないと歩くことが困難になります。安静時から痛みがみられるときは要注意です。進行すると壊死した部分を切断することになります。
大動脈が傷んで内壁に傷がつくと、壁の中に血液が入り込み、壁の一部がふくらんで瘤になります。放置すると破裂し、出血多量で死に至ることもあります。