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診療科・部局・センター

呼吸器内科



当科の概要・特色

外来へのアクセスの良さを生かして、年齢を問わず健診での異常や呼吸器症状がある際に、受診相談いただく窓口機能としてまずは活用いただけることを重視しています。経験豊富な呼吸器内科医が専門性をもって診療に当たります。
また感染症診療は感染症科・ワクチン接種は小児科との連携をもち治療内容の適正化・海外輸入感染症への対応も行っています。
慢性経過をたどる可能性が高い呼吸器病状ですが、一般急性期病院とは異なり、呼吸リハビリテーションを含めた包括支援を積極的に行い、良い状態での社会生活の継続ができることを目指しています。

対象疾患

呼吸器疾患は慢性閉塞性肺疾患(タバコ関連慢性肺疾患)、喘息、肺がん、間質性肺炎と多岐にわたります。

どのような方が呼吸器内科にかかるの?

・咳、痰からみ、喘鳴、呼吸苦といった呼吸器症状の続く方
・健康診断で肺の病気を疑われた方

実績

項目(診療) 令和5年度 令和4年度 令和3年度 令和2年度
COVID-19 49 151 387 210
呼吸器感染症 (COVID-19以外) 63 100 57 52
肺がん 71 76 77 105
間質性肺疾患 44 50 25 25
COPD/気管支喘息 30 23 18 15
気胸 12 14 12 12
その他 95 97 44 30
総計
364 511 620 449
項目(検査) 令和5年度 令和4年度 令和3年度 令和2年度
呼吸器内視鏡検査 75 88 66 43

学会活動

第123回日本呼吸器学会東海地方会
オミクロン株流行期におけるCOVID-19患者の外来管理 杉浦拓馬ら

臨床研究

COVID19厚生労働省との連携研究(REBIND)

活動内容

1、慢性閉塞性肺疾患・喘息から、肺がん・間質性肺炎といったより専門性の高い呼吸器疾患群に至るまで、基本的に内科的対応可能な病状は当院で診断治療を完結対応しています。また、気胸など緊急性を要する疾患症候に対しても、少人数体制ではありますが、可及的に速やかな対応を心掛けています。慢性持続血痰症状に対しては、放射線科との共同診療体制で血管塞栓術での対応も行っています。

2、肺がん診療は、診断から標準的内科的治療に関しては完結できる体制を整えています。がん診療は日々進歩しており、当院の中のみならず、愛知県がんセンター病院など専門病院への診療紹介も積極的に行い当院での最適化治療の提供を心掛けております。外科もしくは放射線科治療を要する場合には関連施設、藤田医科大学病院・半田病院での対応の橋渡しをしています。

3、当院では、内科的標準的がん治療の提供はもちろんのこと、種々の併存疾患の存在やADLの低下傾向のある高齢肺がん患者さんへのアプローチも積極的に行い、コメディカルとの連携により、患者さんの意向や社会的問題を検討課題として、包括ケア対応も含めた診療を心掛けています。

4、慢性閉塞性肺疾患に対しては、新型コロナ感染症流行期に対応が止まってしまいましたが、患者さん・ご家族を含めた教育的指導を定期的に行っており、近隣診療所との連携診療に今後とも活用していきたいと考えています。
呼吸リハビリテーションは超急性期病院を肺炎加療・早期転院で継続的に入院でお引き受けし、退院時の呼吸状態をよりもとに状態に復するような入院診療も積極的に行っております。

5、呼吸器内科では治療方法として吸入療法が行われますが、薬剤師会の協力を得て、調剤薬局との連携を進め積極的な吸入指導を行っております。半田市立半田病院や公立西知多総合病院、また半田市医師会などとの吸入指導の統一指導の取り組みを当院が中心となって行っております。

6、禁煙外来は完全予約制ですが、薬物療法とニコチン補充治療を行っております。循環器学会の定めた標準的治療手順はもちろんですが、当院で作成したパンフレットも活用して積極的カウンセリングにより禁煙成功率の向上に努めています。禁煙治療の成功率は、2018年度実績で70%程度でした。新型コロナ感染拡大や治療薬の供給停止により診療を休止しておりましたが、現在は再開しています。

医師紹介

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