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診療科・部局・センター

血液浄化センター



血液浄化センターとは

当院の血液浄化センターは、質の高い透析医療を患者さんを中心としたチーム医療で実現したいと考えています。医療チームのメンバーは、腎臓内科の医師、看護師、臨床工学技士、管理栄養士、リハビリテーション療法士、医療ソーシャルワーカーなどの医療スタッフで構成されています。

取り組み・治療について

維持透析

維持透析患者さんの貧血や電解質・骨異常や水・体重などの管理だけではなく、透析に関連する合併症の対策に力を入れています。心臓・末梢血管・脳血管の異常は積極的に早期発見・早期治療に取り組んでいます。
維持透析患者さんへの透析療法、薬物療法はもちろんのこと、運動療法、食事療法、様々な指導などに関してもチーム医療で積極的に提供しています。

下肢末梢動脈

下肢末梢動脈疾患の患者さんに対しては、手術・血管内治療・LDLアフェレーシス・フットケアを組み合わせて総合的に治療しています。
総合病院ですので、透析患者さんが様々な病気で入院が必要となった時や、急に透析が必要となった患者さんを受け入れています。

アフェレーシス治療

また、体外循環を利用して血液中の原因物質を除去するアフェレーシス治療にも積極的に取り組んでいます。
アフェレーシス治療の対象 敗血症、自己免疫疾患、消化器疾患、神経疾患、血管外科疾患、皮膚疾患など

旅行者の一時的な透析の受け入れ

中部国際空港(セントレア)が近いこともあり、旅行者の一時的な透析の受け入れもしており、時々利用されています。

施設概要

透析ベッド数 28床

透析スケジュール

月・水・金 昼間2クール
火・木・土 昼間1クール

透析スタッフ

  • 腎臓内科医師:富田 亮、杉山 和寛、岩﨑 仁、井手敦基、非常勤医3名
  • 看護師:12名
  • 臨床工学技士:4名
※令和6年4月現在

実績

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
外来血液透析患者数(延べ数) 9,847 10,364 10,288 9,747 8,678
入院血液透析患者数(延べ数) 984 1,548 1,158 1,270 1,367
新規血液透析導入患者数(人) 16 16 23 35 15
新規腹膜透析導入患者数(人) 1 4 3 2 1
CHDF患者数(延べ数) 10 13 3 0 9
プラズマフェレーシス(血漿交換など)(延べ数) 0 14 8 0 10
顆粒球吸着除去療法:GMA(延べ数) 0 25 5 0 10
腹水濾過濃縮再静注法:CART(延べ数) 9 5 4 22 6
シャント手術(件数) 41 44 102 127 114
シャント拡張術(件数) 69 72 47 59 80
腹膜透析関連手術(件数) 5 5 1 5 2
腎代替療法選択外来(延べ数) 68 159 91 110 75

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